ノッキングポイントは弓具の中では手作りできる数少ないアイテム。いろんなやり方がありますね。ここではリカーブのノッキングポイントについてRobinのやり方をご紹介します。速攻30秒、一対で1分で作成完了!試してみてください。
素材は野球のグリップテープ(テムポ=TEMPO=化学社製)です。すでに数年前に製造販売中止になっているのをNetで探し当て電話を掛けて倉庫から探し出してもらいました。少しまとめて購入しましたので、慶應の高校の生徒たちの分を全部供給しても私の寿命が尽きるくらいまでは持つのではないかと思います。これを新品の刃をセットしたカッターナイフで4ミリ程度の短冊状に切ります。

接着にはゼリー状瞬間接着剤が適しています。ストリングの巻き始めの所に少し接着剤を付け、1回転ほどをしっかり固定して、乾かないうちにぐるっと巻き上げ、染み出る接着剤が少なければ少し足してやればOKです。瞬間接着剤は水分を取り込んで固まるようなので、微妙に手の皮膚の水分を供給するように巻いてゆけばきれいに乾きます。決して手の皮膚をノッキングポイントに残さないように!

結構弓の状態は変わるので、チラーハイトの確認やベアシャフトチューニングは毎回練習時に行うくらいの注意力は持ちたいもの。その中でノッキングポイントの位置の変更は剥がしたり巻きつけたりが億劫になるものです。前のを剥がし、位置決定、接着が2分で出来る優れた手法と思いませんか。仮=本ポイトがノッキングポイントの究極の姿。仮と本が違うと、位置・重量の誤差で正しいチューニングは望めません。その点32分の1、サービング一巻き分の微調整も容易なこのやり方はお勧めできます。

念のため、この方法はRobinのOriginaiではなく、山梨の鈴木雄一さんのアイデアを頂いたものです。
クイーバーにはいつもこの黒い短冊は少々の予備が少々入っていますので、テムポ化学社にアクセスするのが面倒な方は取り敢えずお声掛けください。