4月7-9日 妻が2回目の試験外泊で帰宅。回復著しく、自宅での生活に自信を持ち、次週には退院との確信を得ました。相模原公園に娘と孫の4人で散歩に行きましたが、何もかもが春の生命にあふれた輝きに包まれているのを感じました。
4月10日 慶應大学日吉キャンパスのアーチェリー授業のガイダンスがありました。仕事への復帰の第一歩を踏み出しました。

4月11日 私は今日57歳になりました。ツマの回復が何よりのプレゼントになりました。
久々のField試合に挑戦しました。横浜南Fは筍があちこちに顔を出し、春を感じました。
全日本Fは2点差の次点で出場は叶いませんでしたので来年の出場権への第1歩の試合でした。12番55メートルの急なうち下ろしで最初の矢はカットの読みもどんぴしゃで”X”に。3に外したものの3射目も”X”。これは止められません!。前半最後の11番はたこ焼き20M打ち上げで初の一桁の4点をうち、138に終わりましたが、力がないだけで内容はまずまずでした。昼を食べた後の開始24番は60Mの打ち下ろし。いきなり”X”で次2にはずしたものの3射目は5。どうも打ち下ろしの急なやつは本能が体を動かすようです。1回一桁の8をうちましたが、139で合計277と来年の全日本には届きませんが、課題を見つけた1日でした。
4月13日 慶應大学藤沢キャンパスのアーチェリー授業の第1回目。初回はいつも教室での講義ですが、20名ずつ2時限の授業をしました。終わって夕方病院へ最後の看病に行きました。帰宅して家の清掃などをやりましたが、翌日粗大ごみの日なので大量の廃棄物を出す準備に随分時間がかかりました。力仕事は右手の腱鞘炎によくないようで又ひどくなったようです。

4月14日 いよいよ待ちに待った妻の退院の日、粗大ごみを6時過ぎから少しづつ3階から運びましたが、かなりの量が積み上がりました。10時過ぎに病室に着いたらツマは着替えて身の回りのものを片付けて待っていました。5月20日の通院までの薬を頂き、退院の精算を済ませて本人確認のリストバンドを切ったもらったら本当に退院だなという実感がわいてきました。
4月15日 天気も良いので、電車で渋谷に出かけました。ハンズで授業に使う材料等を買い求め、道玄坂の幸楽苑でラーメンを食べて帰りました。自宅近くで見事な八重桜を見かけたので、記念に一枚撮りました。多くの友人の皆様や、家族の応援のお陰で頂くことが出来た無事な生還と心から感謝します。