1. 5.18〜20
会場は北山の奥の雲ケ畑というところの常設コース。通称白梅。
途中の道路はすれ違いが出来ないほど狭い。四条烏丸のホテルから約30分。ひんやりと感じる程市内とは気温の差がある。

19日の大会初日は天気はまずまず。
RC男子は32名出場で私は選考記録がビリで最終組(4名一組)のスタート。アンマークド(距離表示なし)の24番から回った。戦前や射の調子からすると予想外の出来で、これでもかという強烈な打ち上げうち下ろしの連続する中で12スポット中11スポット目で1回だけ三射一桁(9点)をうっただけで148点で上がった。11位。アンマークドはけっこう技術・技巧=経験がものをいう競技で、距離も短いので、体力が劣る中高年(私のような選手)にもチャンスがある。
大体距離表示のあるマークドに比べ36射のユニット(180点満点)で5点くらいは高い点が出る。
どこのポストも距離の読みと不自然な姿勢を強いられるコースに各選手てこずり時間がかかり。4時間もかかって午前が終了。長い戦いで疲れてしまった。
今回RCでは私がブッチギリの最高齢。この後クリッカーが切れずマークドは最下位。結局273点で28位。でも楽しい挑戦し甲斐のあるコースを堪能でき、アンマークドを征服(コース設定者の罠に負けなかった)した満足感が残った。

BB女子は予選2位の大学1年生E選手が準決勝43点、決勝48点。それも最後の50mラストの矢をXに打ち込んで初優勝。立派。
BB男子は予選1位の神奈川のベテランN選手が決勝で54点という高得点(満点60点)をうって連覇。
RC女子は予選1位の三重県N選手が地元大学1年生の若手を下して苦節6年遂に全日本を制覇した。
RC男子は予選1位の大学1年生S選手が準決勝で58点というRCでは世界級の記録で決勝に進み、愛知県のT選手と対戦した。親子ほど年の違う組合せで、大方はS選手の若さと勢いの初優勝を予想した。
しかしそこはベテランが3ポストまで2点リードで最終を迎え、57点対54点という全日本史上でも稀に見るハイレベルでの決勝を制した。CP男子の優勝が57点だった事を思えば素晴らしい試合だった。
CP女子は広島県I選手と兵庫県S選手の対決は3ポストまで1点差。最終ともに15点満射でI選手が58点で勝った。
CP男子は予選8位の最下位通過の静岡県K選手が今夏世界ターゲット代表に選ばれた東京都T選手を1点差で破って2000年ターゲット・2004年インドアに加え全日3種目完全制覇を果たした。

大学1年生3名がいずれも決勝戦に進み、BB女子が優勝。流れが変わることを予感させる活躍だった。
それよりその若い力をはね返したベテランの力も素晴らしい。
私もRC部門最高齢などとばかりいっていてはいけないと改めて感じた。
来年に向けて頑張るぞ! 体を何とかして!!。