結成当初は弓を極めるぞとの意気も高く、挑戦状を突きつけたり挑戦されたりで真剣勝負をしていました。大阪の七道クラブ、名古屋の鯱クラブと撃破し、時の関東学生選抜チームを一蹴するなど無敵を誇ったのでした。それもそのはず、１９６８年の東西対抗東軍は初の８名４８１１点という当時脅威の新記録を樹立したメンバーを多く擁したクラブです。試合で鳴らしたのは結成当初の数年。それからは奥さん子供を同伴の温泉旅行等や、メンバーの飲み会がが主たる活動といった具合でした。皆５５歳を超え、そろそろ人生も後半戦となった最近に至って昔以上に弓にのめりこんでいるメンバーも数人います。そして今日２月１１日１１時、３３回忌ではなく３３周年を記念して京橋の京樂さんという割烹で９名＋夫人２名の１１名が写真の様に集まりました。仕事などで欠席した、水野・関・菅野・守・多田さんなど、次回は仕事も遊びもうち捨てて参加してください！
写真は前列右から、岡原夫妻・山口夫妻・小生、後列右から木村・本田・小林・廣瀬・高橋・前田の各氏。
その一：
１９６７年の全日本で、ヤマハC型＝１万円・矢は当然アルミ２４SRT＝を使い、９０ｍで３射３０金その後も１０・９、惜しくも一本６点をうちましたが５５点。度肝を抜かれました。多分古いアーチャーはこの強烈なシーンを覚えておられるのではないでしょうか。山口さんその人です。
その二：
そのとき優勝した前田さんは３０ｍ１射目８点、後３５本を黄色にうち込み、３４２点の日本新記録。１１５１点で優勝。シューティングマシーンとはこの時以来、彼のために付けられた異名です。
Ｄ．ＰＡＣＥがそう呼ばれたのはそれからずっと後の話です。
ちなみにこの時点での日本記録は神様と言われた末田さんが１９６６年の全日本で３度目の優勝を果たして樹立した
１１６１点。その後皆が挑戦した高い壁でした。
外に出たら夕闇が・・・。
