コンパウンドは97年1月にHoyt Enticerを買いました。この6年近くの内、多分大部分はハードケースの中に入ったままでした。都合2〜30回くらいしか引いてないのではないでしょうか。理由はリリーサーがうまく切れず、リカーブのグルーピングが超えられず、箱の中に逆戻りということです。
先週リリーサーを購入し、紐でドライファイアーの練習を始めました。きっかけは、永遠のライバル前田栄一郎さんが奥様と並んで引くのにコンパウンドを始めたとのことで(ちなみに、11月23・24日のマスターズは前田さんはCPでの参加と言う事で、私の不戦勝と決まりました)、僕も一寸再開してみようと思い立ったわけです。そのお蔭か、リカーブのクリッカーが抜けるようになり、復調の兆しが見えてきました。まだまだリカーブ現役にこだわっています。これ、口の悪い仲間からはコンパウンドの下手糞なことの言い訳と言われていますが・・・。


この写真は今日11月10日、慶應日吉レンジで新しいリリーサーを実射で試している所です。
未だアンカーの上下が不安定で縦散りがしますが、引き続けて切れるようになったために横散りは小さくなりました。
今はCPのド素人ですので、ただただ先輩方のご指導を仰ぐのみです。
リリーサーは、4つ目のカーターのINSATIABLE(飽くことなき・・・の意?)。
6年目にして、初めて突如バックテンションでリリースができるようになりました。(出来ているつもりと言ったほうが良さそうです)。
この弓はグリップがプラスチックで幅が広く不安定だったので、先週外した結果、横散りが減りました。その分矢尺を数ミリ短くする必要があったのですが、種部先生がストリングを捻るようにと教えてくれたのでやってみました。あら不思議、おっしゃる通でした。恥ずかしいので、これから少し勉強します。


2002年11月10日記