全日本社会人フィールド選手権大会 in 木島平=2003年9月26-28日
1998年の全日本以来5年ぶりの木島平での選手権大会でした。素晴らしい自然に包まれたタフで魅力的なコースセッティングは、Field Archerの能力を試し、挑戦意欲を掻き立てるのに十分なものでした。
このような場を与えてくれた方々のご努力にまず感謝したいと思います。
公開練習の26日から3日間これ以上は望めない好コンディションに恵まれました。
RC男女とも決勝がシュートオフに持ち込まれる激戦となりました。
女子は全日本レベルのField初挑戦の群馬のホープ渡辺選手が決勝最終8番で第一人者の梅島選手あけられた絶体絶命の6点差を挽回し、同点持ち込み、SOであっさり5点にうちこんで大逆転の初優勝を飾りました。
調子の今ひとつだった妻はイリミネーションで随分頑張りましたが、力尽きて3点差で4人に残れず5位に終わりました。

男子は昨年度と同じ決勝の組み合わせで、2スポットで4点リードの塩田選手を、7番25mで先にポンポンと満射を射た前田選手を見てから時間ぎりぎりまで使った塩田選手は544の13点。これで2点差。まず3点に外すことのない塩田選手に勝つには最終8番60mで満射しかない前田選手。先に果敢に攻めて圧巻の満射。会場は昨年の再現と大いに沸きました。13点の塩田選手についに追いついた前田選手、SOは先にポンとうつかと見えましたが、緊張したのか引き戻しが続き、4点。5点に入れた塩田選手が前田選手の連覇を阻み、自らの優勝を8回と伸ばしました。語り継がれる名勝負ではなかったでしょうか。
私はMK大乱調で自己ワースト記録をうってしまい、最終19位に終わりました。上条・松口・前川・瀧野・戸塚さん、次は巻き返えすことが出来るよう、練習しますよ。
上:イリミネーション2スポット目(5番60m射下し)での妻と浜沖選手(左:広島)。多くの選手が2時3時方向に外す中、妻が12時4点に3本を集め、その後も5スポット目までリードをしましたが・・・。
予選2位の神奈川の小曽根選手は惜しくも4位に終わり念願のメダルは逃すが、大健闘。 上・右上:決勝戦での塩田・前田選手。2スポット連続満射の前田選手が4点差をつめて54点の同点としてシュートオフに持ち込む大激戦。
右:女子CP古川選手(神奈川)は圧勝で全日本Fと両タイトルを制覇。右下の奥野選手とともに以外や初優勝。
社会人初出場で大逆転で優勝を飾った渡辺選手(群馬)
BB男子優勝の長島選手(神奈川)。
嬉しい全日本初タイトル。
RC男子は塩田選手が8回目の優勝。