最近のアーチャーにはなじみの無い言葉かも知れませんね。これは写真の通り矢の曲がりを矯める(真っ直ぐに直す)道具です。ショップなどではアローストレーナーという器具で、メーターで曲がりが示されたらバーを押すという作業で、忌々しくも曲がった矢を直すわけです。
ここにあげた器具は日本古来の和弓の道具である矯め木を、手作りしたものです。
手作りしたとは聞こえが良いのですが、作ったのは「元祖シューティングマシーン」前田栄一郎さん写真:左)。写真中は渋谷にあるショップのOさん愛用の品。30年位前のBear社の脂加工してあるハンドルの一部を刻んで作ったものだそうです。これを欲しいなというようなことを匂わせたのですが相手にしてもらえませんでした。そこで前田さんにお尋ねしたところ、贅沢にもグリップ制作に使ったローズウッドの切れ端で作っていただきました。
使い方は曲がった箇所を見つけて写真のように微妙な手加減で矯めてゆきます。
35年前、ショップでの矢直しのアルバイトの手間賃が確か1本50円くらいだったと記憶していますが、当時は長距離をひいて、的に乗るとオー!と感心された時代ですので、合宿の後など、一日中矯め木を握ったこともあります。もっとも今は皆カーボン矢ですので、これのお世話になるのは大学・高校の1年生くらいで、あとは私の担当する大学のアーチェリーの授業で受講生の曲げた矢を毎週修理するくらいです。
右端の写真は、台風で折れて伐採されたレンジの大木(樹齢39年)の枝を削って作ったものでこれが軽くて細くて実に使勝手が宜しい。これが余り役立つようでは困るのですが・・・・・
何れにせよ、私のただでさえ重いタックルケースが、限りなく20sに近づくことは確かです。
この秋新しいチップに付け替えました。
部活ストラップシリーズのアーチェリーのマスコットと教え子の女子高の学園祭のストラップも ↓
あるHPの「自作亭」に靴べら兼用携帯ストラップが紹介されていますが、元祖リムチップ靴べらをご紹介しておきます。
今まで何個も作っていますが、これは2003年6月の神奈川のField大会で折れたS社製のツマのリムを試合後に早速切ったものです。(未だ下リムが材料として残っています)
作り方は簡単ですが、リムを折らなければなりませんのであまり試されない方がよいかもしれませんね。
こうしてみるとリムの先も美しいものもあればキラッとしないものも有ります。
ちなみに、これは余り気に入っていません。